【使用歴7年】エキスパ決済のぶっちゃけと決済手数料の解説【実例あり】

エキスパを使い始めて7年経つ僕が、エキスパ決済のメリットデメリットと決済手数料などについて実例付きで解説します。さらに、エキスパ決済を導入した方がいい人についても解説します。

 

まずは僕の体験談のまとめを簡潔に紹介したのち、エキスパ決済の仕組みやメリットデメリット、決済手数料などについて順に解説していきます。

エキスパでの決済ってぶっちゃけどう?<体験談&感想>

これは僕のとある商品の一例ですが、エキスパ決済を実際に使って複数の商品を販売しています。まず、エキスパ決済の経験談をお話しします。

決済手数料が若干気になるが、一元管理できる楽さで全体的なコストは◎

詳しくは後述しますが、多少決済手数料(クレジットカードだと6.5%〜)というのが気になるところではありますが、クレジットカード決済や銀行決済を自分でバラバラに導入したり、管理する手間を考えると、エキスパなら一元管理できて楽なので全然OKかなと思っています。

 

実際に、これまでにざっと10商品近くエキスパで販売してきたかな?と思うのですが、エキスパのデザインが親しみやすさや明るさがあって良いので、購入者さんが安心して購入しやすいところもいいかなと思っています。

 

エキスパの決済システムや販売システムでの商品販売を通して、その後のコーチング契約など含め、数千万円の収益がこれまで上がっていますが、全体的な満足度は高いです。

僕がエキスパで売っている商品はオンライン講座

ちなみに僕がエキスパで販売している商品は主に「オンライン講座」で、単価は1万円、5万円、10万円、20万円弱などの複数商品です。

 

このオンライン講座は、購入すると「会員サイト(エキスパでも作れます)」に入れるようになっていて、そこで動画セミナーを視聴していただきます。

 

また、高価格帯の講座に関しては、ステップメール機能を使って「10日〜30日間」のメール講座も付属させています。

 

基本的に僕自身の稼働はなく、完全自動型のオンライン講座になっています。

 

エキスパでは、こうしたオンライン講座はもちろんのこと、セミナーやコンサルティングやカウンセリングセッションなども販売することができます。

講座やコンサルティング、コーチングなどの無形商品を販売するなら特におすすめ

オンライン講座やコンサルティング、コーチング、カウンセリングなどの無形商品を販売している人は、エキスパの決済を使うと楽ですし、売りやすくて成約率も売上もUPすると思うので、おすすめです。

 

普通だと、銀行振り込み決済の確認作業の手間が大変だったり、クレジットカード決済を導入するのにPayPalを導入したり、銀行振り込み決済の人とクレジットカード決済の人とで分けて案内しなきゃならなかったり、事務作業が煩雑になり疲弊します。

 

そういったところをやってくれる事務員さんを雇ってもいいかもしれませんが、一個人事業主や副業だったりするとそこまでのコストはかけられません。

 

エキスパを導入すると、商品やサービスの販売ページを登録して、販売登録するだけで、あとは決済ページも決済から商品受け渡しまでの一連の流れもすべてエキスパが用意してやってくれるので、手間が省けてストレスフリーになります。

 

オンライン講座の販売なら、オンライン講座を受けるための参加用URLまで自動でエキスパがお客さんに提供してくれるので、「販売ページ(セールスレター)をお客さんに送る」ところまでを自分がやれば、あとの決済や決済確認、商品の受け渡しまですべて自動でやってくれるので楽です。

エキスパでの販売方法は3種類「商品販売」「かんたん決済」「セミナー開催」

エキスパでは主に、販売方法が3種類あります。「商品販売」と「かんたん

決済」と「セミナー開催」です。順に解説します。

エキスパの「商品販売」は商品登録して商品を売る方法

「商品販売」は、商品登録をして商品を売る方法です。

エキスパの「商品販売」の流れ
①エキスパに商品登録→②審査→③販売URLを使って売る
こんな感じで、「商品自体(セールスレター)」をエキスパに申請して、審査を通して、販売URL(エキスパの決済ページ)をもらって、それを販売ページの販売ボタンのリンクにします。
この方法のデメリットは、エキスパの審査を通す必要があるので、販売日から逆算して遅くても1週間前くらいには申請しておく必要があります。申請して1発ですぐに審査に通るとは限らないからです。
これは僕の体験談なんですが、審査落ちってちょいちょいあります。たとえば、「価格の表示がどこにあるかわかりづらいので、大きめにお願いします」とか「商品の受け取り方法が書いてないので、記載お願いします」とか、そういった感じです。
今のところ、商品自体にアウトが出されて販売できなかったことはありません。
このように、少し審査の手間と時間がかかるのが「商品販売」を使った販売&決済のデメリットですが、この方法のメリットもあります。
それは、「かんたん決済」と違って、「何度でも」「いつでも」同じ商品を販売できることです。
一度審査に通って、商品登録がされれば、その商品リンクを使って何回でも再販売することができますし、何人もの人に販売することができます。
この「商品販売」を使って商品登録ができれば、1度取得したそのURLをメルマガのステップメールなどに組み込むことで、ずっと永続的に自動で商品を販売し続けることができます。
このエキスパの「商品販売」機能を組み込むことで、ステップメールを資産化することができます。

エキスパの「かんたん決済」は一度きり

エキスパの「かんたん決済」は審査がなく、すぐにパッと簡単に即座に決済リンクを用意することができます。

 

お客さんに対面や電話で商品を提案して売れたけど、クレジットカード決済を希望するときに、パッと決済リンクを作って、パッとリンクをお客さんに送って、パッと売上を立てることができます。

 

これは、お客さん一人ひとりにオーダーメイドで商品を作っていて、人によって価格が違ったり、そんなに頻繁に売らない高価格商品を販売するときには、審査もなくすぐにパッと作れて使い勝手がいいかと思います。

 

ただ、デメリットとして「1回しか使えない」ので、何度も同じ商品を繰り返したくさん販売する場合には、毎回毎回作る手間が掛かってしまうので、それなら商品をエキスパに登録して「商品販売」の方法の方がいいかなと思います。

 

もし、コンサルティングやコーチング、カウンセリングを売っていて、月に1〜2件、多くて3件くらいの販売数なのだとしたら、この「かんたん決済」でもいいかもしれません。

 

また、初めて商品を売る、初めての商品はオーダーメイドで1対1で売る、という場合には「商品販売」の「審査通して〜」という一連の流れは高いハードルになって審査落ちで心折れて挫折リスクもあるので、1発目は「かんたん決済」でいいと思います。

 

販売に漕ぎ着けなくて挫折ということを防いで、『あ、、売れるんだ!!』という自信を得ることを優先してみてください。

 

ただ、このかんたん決済だと「分割払い」ができないので、高額商品を分割払いで買えるようにしたい場合には、「商品登録」の方法を選択することになります。

 

かんたん決済の価格設定などの情報入力は↓こんな感じでシンプルです。

エキスパの「セミナー開催」はセミナー販売用

エキスパの「セミナー開催」はセミナー販売用です。実際に↑は僕自身が初めてエキスパの機能を使ってセミナーを販売したときの報酬画面です。

 

1万円の少人数セミナーを都内で開催したのですが、銀行振込が4人、クレジットカード決済が3人で、合計7件の決済、売上7万円で手数料は1,670円でした。

この「セミナー開催」では、セミナーを商品として販売することができます。セミナーの概要説明や会場の設定や料金の設定など、情報を一括で入力して、販売することができます。

 

そして、これはオフラインのセミナーだけでなく、「zoomセミナー」も販売することができます。

エキスパでできる2つの決済方法「銀行振込」と「クレジットカード決済」

今紹介した3つの販売方法で使える決済方法が「銀行振込」と「クレジットカード決済」です。

 

「かんたん決済」の場合を除いて、「商品販売」などでは銀行振込でも、クレジットカード決済でも「分割払い」を導入することができます。

 

銀行振込の場合は、1回、2回、3回まで。クレジットカードの場合は、最大24回の分割まで行うことが可能です。

決済手続きはすべてエキスパがやってくれる

銀行振込の手続きやクレジットカード決済の手続きはすべてエキスパ側が行ってくれるので、販売者側は商品登録さえできれば特に何もする必要がありません。

 

毎回の決済や振り込み確認などはすべてエキスパがやってくれて、自分のエキスパの画面に反映されていきます。

 

誰が何回決済済みなのか、あと何回決済が残っているのかなども、すべて事細かに自分のページで確認することができます。

また、商品ごとにその月に売り上げた金額、決済が行われた金額や分割が何件決済されたかなど詳細に把握することができます。(↑とある月のとある1商品の売上です)

エキスパの決済手数料は最低2.5%〜

これだけ一元管理してくれるエキスパの決済機能ですが、決済手数料は2.5%〜がかかります。

 

銀行振込なのか、クレジットカード決済なのか、分割払いなのかによって決済手数料は変わってきます。

 

また、販売額が大きくなればなるほど、手数料率は下がっていくので、お得になっていきます。

銀行振込の場合の決済手数料

銀行振込の場合は2.8%が決済手数料です。

 

ですが、手数料の上限額が「5,000円」なので、たとえば20万円の商品を販売しても、50万円の商品を販売しても、手数料は5,000円までになります。

クレジットカードの決済手数料は6.5〜7.8%

クレジットカード決済の場合の決済手数料は「6.5〜7.8%」です。

 

これまでのエキスパでの販売実績などによってこの決済手数料率は変動します。

①過去3か月の決済額が以下の場合
300万円以上 7.5%
500万円以上 7.2%
800万円以上 6.8%
1000万円以上 6.5%
<追加> ※追加分は2022年1月1日より適用
1300万円以上 6.2%
1600万円以上 5.9%
1900万円以上 5.6%
2200万円以上 5.3%
2500万円以上 5.0%
3000万円以上 4.8%

②過去1年間の決済額が以下の場合
3000万円以上の方 7.5%
5000万円以上 7.2%
8000万円以上 6.8%
1億円以上 6.5%
<追加> ※追加分は2022年1月1日より適用
1億円3000万以上 6.2%
1億円6000万以上 5.9%
1億円9000万以上 5.6%
2億円2000万以上 5.3%
2億円5000万以上 5.0%
3億円以上    4.8%

※①②両方に該当する場合は、低い方の手数料が採用されます。

分割手数料は購入者負担

銀行振込やクレジットカード決済で分割の場合には、分割手数料が発生しますが、それは購入者負担になります。(商品購入代金に上乗せされます)

分割販売を可能にした場合の手数料は以下となります。

分割販売手数料    5~17% (購入者様負担)
2回 : 5%
3回 : 6%
6回 : 7%
12回: 9%
24回:17%

※上記手数料の内訳は以下となります。
・80% 販売者様へ還元
・20% システム手数料

ただ、この販売手数料は「80%」がこちら側(販売者)に分配され、20%がエキスパへのシステム手数料として分配されます。
分割払いとなると、一括と違って現金がなかなかまとまって入って来ないですが、分割手数料がその分多めに入ってきます。

エキスパでの決済とペイパル(PayPal)での決済を比較してみる〜エキスパのメリットとデメリット〜

オンラインでクレジットカード決済ができるサービスとして世界的に有名でリーズナブルなのが、ペイパル(PayPal)です。

エキスパ ペイパル
クレジットカード販売手数料 6.5〜7.8% 3.6%+40円/件
設定のしやすさ
一元管理 ×

エキスパとペイパルだと、クレジットカード払いを導入するときに、約3%くらいの販売手数料の差があります。

3%ってどのくらいだろう?
もし、年間で100万円の販売を行ったときに、エキスパだと受け取れる額が「93.5万円」で、ペイパルだと「96.4万円」ということですね。
大体3万円分くらいの開きがあります。
ただ、受け取る額が大きくなっても、その分かかる税金も多くなるので、実際はこれよりはもう少し小さな差になるかなと思います。

手数料の安さを取るか、売りやすさ使いやすさを取るか?

手数料の安さを取るならペイパルです。一方で、多少手数料が割高になるけど、売りやすさや使いやすさを取るならエキスパです。

 

僕自身、ペイパルでもこれまでそれなりの額の決済をしてきました。それはエキスパがまだメルマガ配信機能しかなくて、クレジットカード決済ができなかったときです。

 

そのときにペイパルを使っていて、少し時間が経ってからも少しペイパルを使ってみたことがあるのですが、商品登録や設定が少々わかりにくいです。

 

どこのボタンをいじればいいのか、どこにいけば分割の設定ができるのか、どの人にどのくらい分割の未決済回数が残っているのかなど、理解して使えるようになるまでに少し時間がかかって苦労しました。

 

その点、エキスパは日本人が日本人向けにわかりやすく作っているところがあるので、非常に丁寧な作りになっていて、何をどうすればいいのかわかりやすいです。

 

また、エキスパはそもそもがメルマガ配信スタンドなので、集客〜販売、決済までをエキスパ1つで一元管理できるのはシンプルで楽です。

 

僕は手数料が少し高いことよりこの利便性を取りました。

販売&決済がシンプルで使いやすい→商品をどんどん売りやすい

販売や決済においてやることが増えたり、わかりにくかったりすると、そこですり減ってしまう精神的コストが生まれます。

 

そうすると新しい商品を作って登録して販売するのが億劫になりやすかったりするので、売上への悪影響に繋がってくるように感じています。

 

僕の場合は手数料がたとえ、100万円売って「3万円分」ペイパルが安くなるとしても、使いやすさと一元管理できること、新商品販売の精神的ハードルが低く楽になることなどを考えて、エキスパを使うことを決めました。

 

もちろん、使いやすさは人によって感じ方は違うかもしれないので、お試し程度でエキスパを使ってみる、という程度でもいいかもしれません。

クレジットカード決済導入だけで売上が2倍になる

クレジットカード決済をもし現時点で導入していない場合には、ぜひクレジットカード決済や分割払いを自分のビジネスに導入してみてください。

今手持ちのお金がないんだよね…
一括だとちょっと…
という人が結構いるのですが、クレジットカード決済を導入するだけで、こういった方々が圧倒的に購入しやすくなります。(=売上が大きく変わります)
たとえばこれは僕のある1商品のある月の売上データですが、「銀行振込5件」「クレジットカード決済4件」となっています。
極端な話に聞こえるかもしれませんが、もしクレジットカード決済を導入していなかったらこの4件を取りこぼしていたかもしれません。売上金額にして「1商品だけで10万円以上の取りこぼし」です。
逆に言えば、クレジットカード決済を入れただけで1商品で+10万円の収益です。
さらに、エキスパだと銀行振込でも3回まで分割できますが、クレジットカードだと最大24回まで分割決済ができます。
実際に↑の9件の販売のうち、1/3が分割決済です。つまり、分割決済が導入されていなかった場合は、売上が1/3吹っ飛んでいたかもしれません。
このように、成約率にも大きく影響してくるので、正直、商品数や商品のクオリティが今と何も変わらなくても「クレカ可能、分割可能」にするだけで売上が1.5倍になったり、2倍以上になったりすることは現実的な話です。

お金のやりとりなど管理で精神的に消耗しなければ

また、自分自身でこれまでお金のやりとりをお客さんとしてきた方なら共感していただけるかもしれませんが、お金のやりとりを直接お客さんとするのは非常に心労になります。

 

それも、もしも現金の分割払いを導入していて、お客さんの支払いが滞ったり、遅れたときのお客さんへの連絡は気まずいし、精神的にとんでもなく消耗するんですよね。

 

そんなことがあると、それだけで1日ぐったりしちゃったり、本来の仕事ができなくなっちゃうんですよね。

 

しかも、そういうことを何度も経験すると『こんなに高額に価格設定しちゃったからかな…』とか、『自分のサービスにあんまりお金払いたくないのかな…』とか逆に、『なんで払ってくれないの?!』となってしまったりします。

 

そうすると、自分の商品やサービスの価格を上げにくくなっていってしまうんですよ。

 

しかも、お客さんにサービスの提供をしながらも、「支払いは〜までにお願いします」とか、お金の話もしていかなきゃいけないとなると、サービスの提供に集中できなかったり、サービス提供時にすっきりしない嫌な空気流れたりするんですよね。

 

なので、本当に可能であるならば、決済や催促は自動で全部間に入ってやってくれる何らかのサービスに外注した方がいいです。別にエキスパでもエキスパじゃなくてもいいので。本当に。

 

ということで、最後はちょっと熱が入ってしまいましたが、今回の記事がお役に立ったら嬉しいです。

 

その他にも、エキスパを使ってこれまで数千万円の収益を上げてきた体験談やエキスパの使い方をまとめた人気記事もありますので、よかったらご覧ください。→エキスパで数千万円の収益を生み出した方法など

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